冷戦・朝鮮戦争下の危機のなかで、「大阪朝鮮詩人集団」が創刊した詩誌『ヂンダレ』(1953〜58年、不二出版より復刻)。「無名」の男/女たちが、自立・抵抗・連帯のために結合したサークル文化運動のメディアである。そこには、若き日の「工作者」がいた。「集団」の文化創造のなかで、「切れてつながる」思想と実践がいかに試みられたのか。ガリ刷りで書かれた詩や評論を読みながら、封印されたその願いをいまふたたび甦らせたい。
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1967年生まれ。思想史、東京外国語大学教員。『アジア/日本』(岩波書店)、共編著に『谷川雁セレクション』(日本経済評論社)、『一九三〇年代のアジア社会論』(社会評論社)等。
会場:在日本韓国YMCA
参加費 1000円(学生500円、高校生以下無料)
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