在日本韓国YMCA連続講座Cut'n'Mix

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Cut'n'Mixとは?
Cut'n'Mix第3期「韓国併合」100年/「在日」100年を越えて
Cut'n'Mix第2期
Cut'n'Mix第1期
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お知らせ
  • 10/30(土)18:30-20:30、5月より延期となっていた米谷匡史(思想史)「大阪朝鮮詩人集団のサークル文化運動 ――詩誌『ヂンダレ』と「流民の記憶」」を開講します。
  • <2010/10/26>第3期の記録をアップしました。

在日の1世紀、在日の100年。
在日本韓国YMCAは1906年以来、この100年を、在日コリアンの歴史とともに歩んできた。
歴史をふりかえれば、20世紀の初頭以来、東アジアのディアスポラとして故郷を追われたコリアンたちは、韓(朝鮮)半島からユーラシア大陸へ、日本列島へと越境の旅を続けてきたといえるだろう。半島、大陸、列島という東アジア世界の「群島」(archipelagoes)を横断し、切れてつながる結び目として、つねに時代の最前線を生きてきたのである。
とくに「在日」にとってこの世紀は、日本国家とぶつかり闘いながらも人びとと愛しあい、日本人と共に生きる社会を作ろうと試みてきた激動の100年だった。
いま新しいセンテニアルをむかえて、わたしたちは再び、切れてつながる試みとして第2期 Cut and Mix を開始する。

「切れてつながる」とは何か。
それは、世界各地において移動と越境を繰り返してきた民衆がみずから作り出し、そのただなかを生きている文化的・政治的諸実践をさす。
つまり、国家・社会・歴史・芸術・遊び・衣食住など、わたしたちの活動すべての局面において、活き活きした関係を生み出す生活の流儀そのもののことをいう。この連続講座において、わたしたちは多種多様な視点からこの実践を試みたい。
不特定多数のだれかへの呼びかけではない。
これはあなたへの、そしてわたしへの問いかけだ。
未来形の日本人、未来形の多国籍市民、未来形の在日コリアンと共に考え、共にアクションする
cutandmixの世界へようこそ!

◆企画・運営◆

洪貴義/佐藤信行/李相勲/金弘明/田附和久/川原栄一/李栄子/姜咲知子
主催:在日本韓国YMCA 
協力:在日韓国人問題研究所(RAIK)


5月19日(金)午後6時30分〜9時 
○講座○「越境文化の対話力  ――ブランド・ナショナリズムを超えて」
講師:岩淵功一さん(メディア・文化研究)

 

5月27日(土)午後2時〜5時 終了しました
○フィールドワーク&対論○
「堤防の中の教会・戸手」
○在日三世の対論:
 孫裕久さん(戸手教会牧師)& 洪貴義さん(研究者)

 

6月2日(金)○講座○「東アジア市民の連帯と在日、NPOの可能性」

講師:孫明修さん(NPOサポートセンター)

 

6月3日(土)○ワークショップ○「自力で表現する、発信するビデオ制作講座」
講師:北川 大さん(フォトジャーナリスト/VOICES代表理事)

 

6月16日(金)○講座○「ポスト植民地とヨーロッパ」 
講師:鵜飼 哲さん(一橋大学/フランス文学)

 

7月1日(土)○講座○「日系カナダ人の戦後補償運動」 終了しました
講師:Roy Miki さん(カナダSimon Fraser大学)

 

7月7日(金)○講座○「パレスチナと在日をつなぐもの」
講師:早尾貴紀 さん(東京経済大学/社会思想史)

 

7月17日(月・休日)○フィールドワーク○「関東大震災の歴史現場をバスで行く」 

講師:姜徳相さん(歴史家)

◇定員40人/事前申し込みが必要です

 

7月29日(土)○講座○「日韓会談における文化財問題について」
講師:金東園 さん(東京外国語大学大学院生)

 

9月2日(土) ○映画「チベットチベット」上映 & 映像作家・金森太郎こと金昇龍さんのトーク

 

9月28日(木)〜30日(土)○金 東律さん写真展○
会場:在日本韓国YMCA 3階教室

9月30日(土) ○金 東律さん 写真展&トーク○ 

 

10月6日(金)○講座○「ビジネスの世界は今、在日を超えてアジアの架け橋に」
講師:郭充良さん(アートン代表取締役)

会場:在日本韓国YMCA 3階教室

 

10月20日(金) ○ワークショップ○「セルフエスティーム(自尊感情)」 
講師:金香百合さん(HEALホリスティック教育実践研究所所長)

定員:40名(事前にお申込ください)

会場:在日本韓国YMCA 3階教室

 

11月17日(金)○講座○「在日音楽」 
講師:宋安鍾さん(金沢大学/近代韓日関係史・近代東アジア地域間関係史)

「在日音楽」というのは、第1期Cut&Mixの講演「在日音楽の『可能性』と『不可能性』」で提起されたコンセプトです。この講演に参加させていただいた私は、このコンセプトに触発されたひとりです。そしてそこでご縁を頂いた仲間たちと「切れて、つなが」りながら、「在日音楽」論構築を模索中です。「在日の1世紀、在日の100年」の歴史を踏まえながら、現時点における私なりの「在日音楽」論を、人物中心のアプローチで語ってみようと思います。先駆的存在として、マルチアーティスト的な舞踊家であったペ亀子、過渡期の存在として吉屋潤・小畑実、それから私/たちにとって馴染み深い、2世、3世の演藝人たちを取り上げる予定です。

 

12月2日(土) ○フィナーレ企画○「100年を超えて」
出演:沢知恵/プーカングァン/はなこりあ/YMCAチャング教室

会場:在日本韓国YMCA 地下スペースワイ