参加者の感想
(掲載にあたり一部抜粋させていただきました)
参加者の感想
○懲戒検束権や重監房が朝鮮人へのとりしまりや犯罪を理由に設置、強化されたと聞き、衝撃でした。
日本人の元患者さんたちのお話しからだけでは見えてこない部分があることを改めて感じさせられました。
ハンセン病に対する強制隔離政策自体が非常に深刻な人権侵害政策だと思いますが、その中でなお、在日の方への差別(特に光田健輔の発言)思想がここまで根深くある(あった)ことに怒りを感じました。
○お話がわかりやすかったです。ただちょっとハンセン病と、朝鮮人の差別問題のつながりの部分をもう少し厚く話して欲しかったです。
○差別と排除の眼ざしが一人一人の生をどんなに抑圧しゆがめていたか、これまで全く知らなかった事実としてよくわかりました。お一人お一人の生を思うと直ちに言葉にしがたいほど痛ましい思いを抱かされました。制度によって隠蔽されている歴史的事実に光をあてていくことの重要性を改ためて考えました。
○今ではハンセン病は「不治の病」ではないと認識されるようになったが、かつての日本の対応のひどさにおどろいた。これらの負の歴史を正しく伝えていきたいと思った。
○私自身も在日なのですが、在日のハンセン病の方がいらっしゃることを今回初めて知りました。とても恥ずかしかったです。今回このような講座に参加できて、とても良かったです。これからはハンセン病に関心を持てるようにしたいと思いました。