在日本韓国YMCA移住者のリアリティTOP第3期「レイシズムを考える」(2010年4月〜7月)>辛淑玉 



(各時期の講座記録・参加者感想)

(2009年5月〜7月 アンジェロ・イシ×小ヶ谷千穂×五十嵐泰正×森千香子×山本敦久)

(2009年9月〜11月 挽地康彦×稲葉奈々子×高谷幸×鍛治致)

(2010年4月〜7月 辛淑玉×樋口直人×鵜飼哲)

(2010年10月〜12月 李孝徳×木下ちがや×金明秀×安田浩一)


第4回 12/4(土)18:30-20:30
「レイシズムの現場を取材して〜社会を息苦しくするものはなにか」
安田浩一 Koichi YASUDA (ジャーナリスト)
【内容】
いわゆる「嫌韓・嫌中」の動きにあわせて、「反外国人」の行動が活発化している。インターネットを通じて自称「保守・愛国者」による団体が数多く組織化され、各地で様々な「抗議活動」が展開されるようになった。埼玉県蕨市における「外国人追放デモ」、京都朝鮮学校襲撃事件など、その行動は過激さを増している。いったい、外国人に対する憎悪の背景には何があるのか。取材を通して見えてきた「差別する側」の論理を議論したい。
【プロフィール】
1964年静岡県生まれ。週刊誌、月刊誌の記者を経て2001年よりフリーに。事件・外国人労働問題などを中心に取材・執筆活動を続けている。著書に『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)『外国人研修生殺人事件』(七つ森書館)『雇用崩壊』(共著・アスキー新書)など多数。


講座の記録 Coming soon!


参加者の感想
○行動や社会現象そのものを理解する、という安田さんの考え方に共感しました。
○大変興味深くききました。小声で外国人の話をするフツーの人々の心の深層に真相に、街角で市民が市民を殺していった集団の記憶があるのではないか。 
○レジメが実質的になくても90分もたせる話術には感心した。これまでの仮説が的外れでないことを確認できた。
○このような企画がまたあれば参加したいです。ありがとうございました!
○マスコミで報道されないことについてなので、興味深かった。
○具体的な現場の話が聞けてよかった。今回のG2の記事で書かれていないことも多かったので、いずれかの機会で発表されることを願う。
○“面白かった”というと「フキンシン」に思われそうですが、とても興味深くまたストンと胸におちるお話でした。
○大変興味深く聞かせていただきました。