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             第1回 9/26(土)18:30〜
             
            移住者と収容所―国境にあいた〈穴〉 
            講師:挽地康彦さん(和光大学教員) 
            
                  
                  ◇テーマについて◇  
                  日本には、退去強制の対象となった外国人を収容する施設が全国に3か所存在する。 
                  外国人ばかりの収容所とは何なのか、そこでは何が起こっているのか。 
                  ベールに覆われた入国者収容所の歴史と現在から、移住者を支配する闇の変遷をたどる。 
            ◆講師の紹介◆ 
                  挽地康彦。和光大学教員。専門は社会学、移民研究。主な仕事に、「大村収容所の社会史(1)」 
                  (『西日本社会学会年報』3号、2005年)、「占領期の〈九州〉と密航・密貿易」(松本・大島編『九 
                  州という思想』花書院、2007年)など。 
            
             
            第2回 10/31(土)18:30〜 
            移住女性の貧困と生存戦略ー―在日フィリピン人女性の生活から見えてくること(仮) 
            講師:稲葉奈々子(茨城大学)、高谷幸(移住連) 
             
            
             
            第3回 11/28(土)18:30〜 
            中国出身生徒たちの高校進学と大学進学 
            講師:鍛治致(大阪成蹊大学教員) 
            
                              
                  ◇テーマについて◇  中国残留婦人の孫を中心とする中国出身生徒の進路を調査したところ、小学校4-6 
                  年で来日した生徒の高校・大学進学率が最も高かった。米国の移民研究を手がか 
                  りに、なぜそうなるのかを考える。 
                   
                  ◆講師の紹介◆ 
                  鍛治致(KAJI,Itaru) 
                  1968年生まれ。埼玉県出身。1995年から大阪に移り住み、中国帰国者の児童生徒 
                  に日本語や中国語を教える一方、彼(女)らの教育達成について調査している。2007 
                  年より大阪成蹊大学講師。 
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