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お知らせ
第8回オリーブ平和映画祭(「我々のものではない世界」)を開催しました。
















パレスチナ 子どものエルサレム訪問プログラム







 東エルサレムYMCAは、東京センテニアルYサービスクラブ(ワイズメンズクラブ)の支援のもと、子どもたちのエルサレム訪問プログラムを開催しました。
 プログラムには8歳から13歳の約100人の子ども達が登録し、45人の名前をベツレヘムにあるイスラエルの調整事務所に送りました。そしてプログラムの開催日時は2010年11月11日(日)に決まりました。
 42人の子ども達はベイトサフールYMCAスポーツセンターに朝8時に集合し、エルサレムへの通行が許可された黄色いナンバープレートを付けたエルサレム行きのバスに乗りました。チェックポイントでは子ども達とリーダー達全員が、通行許可が下りているかどうか確認を受けました。そして9時半に旧市街の城壁にある聖ステパノ門(St. Stephan’s Gate)に到着しました。そしてアル=アクサー・モスク(Al-Aqsa Mosque)と岩のドーム(The Dome of the Rock)では専門ガイドから歴史や宗教の話を聞きました。10時半に旧市街の市場に行って地元のお菓子を食べました。その後子どもたちは私たちスタッフやリーダー達に連れられて、聖墳墓教会(Church of Holy Sepulcher)とキリスト教徒地区に行きました。12時半ごろ、キリスト教徒地区の中を歩いてヤッフォ門(Jeffa Gate)と新門(New Gate)を訪れ、そして東エルサレムYMCAに向かう丘を下ってダマスカス門(Damascus Gate)を通りました。
 子ども達は長時間歩いたためとても疲れていたので、YMCAで1時間ほど水泳をした後、カフェテリアで暖かい食事を食べました。
 3時半、子ども達はYMCAの前の広場に行き、グループゲームなどをして4時半まで遊びました。帰りのバスは子ども達を乗せてエルサレムの城壁やオリーブ山(Mount of Olives)を通りました。
多くの子ども達にとって、これが初めてのエルサレム訪問だったので、みんなとても嬉しく楽しんでいました。プログラムの翌日にはたくさんの家族から感謝の電話をもらいました。プログラムの参加者を代表して、今一度皆様のお心遣いとご協力に感謝申し上げます。そして東京センテニアルYサービスクラブの徐鍾煥氏と西村隆夫(Nishi)氏の助けには、特別の感謝の意を申し上げます。
 次のエルサレム訪問プログラムは、来年2011年1月初旬に開催することを予定しています。
写真に写る子ども達の顔が、感謝の気持ちをより物語っています。皆様、最後にもう一度感謝申し上げます。

ミッシェル・アズフォー Michel Asfour
プログラムディレクター/東エルサレムYMCA